そわそわ！住宅ローン本審査が通るまでの道

住宅ローンの事前審査から本審査の結果が出るまで

住宅ローンの申込書を提出すると、まずは、この人はお金を貸しても大丈夫な人か？という事前審査が始まります。事前審査の結果が通ると本審査があり、本審査がOKであれば晴れて住宅ローンが組めます。今回は、事前審査から本審査が通るまで実際にかかった時間や結果をまとめてみました。あくまで2019年秋時点の私のスペックによるものですので、参考程度にみてもらえればと思います。

住宅ローンの申込みをした金融機関（おさらい）

私はすべて変動金利型の35年ローンで申込み。借り入れ金額は2,520万円です（物件価格1,500万円+諸費用（概算）185万円+リノベーション費用1,000万円-自己資金165万円）

近畿ろうきん：変動金利型で年0.625%　金利は共通ですが、保証料が最大0.4%も変わるので、労働組合がない会社にお勤めであれば生協加入はマストかな。
住宅ローン | 近畿ろうきん
但馬銀行：変動金利型で年0.775%〜　基準金利は年2.675%で最優遇されれば0.775%と濁す。勤続年数は原則2年以上かつ安定した収入があることが条件。
たんぎん住宅ローン｜但馬銀行
新生銀行：変動金利型で年0.65%　ろうきんさんより金利はわずかに高いですが、保証料0円で事務手数料も定額。団体信用生命保険の内容も魅力的だったな。
住宅ローン変動金利のご紹介 | 新生銀行

申込みから事前審査通過までのスケジュール

申込書を記入した10月22日は祝日でしたので、実際は23日に申込みとなります。

近畿ろうきん：25日（金）に事前審査通過！24日（木）に融資担当さんから直接電話があり、定年退職の年齢確認と35年返済だと退職後もローンが続くが返済計画はどう考えているかなどの質問に答えました。
但馬銀行：リノべる担当さん経由に回答で事前審査通過（たぶん28日（月）ぐらいだったはず）但馬銀行さんは提出資料のみ、電話ヒアリングなしで判断のため、融資は2,500万円（20万円減額）かつ保証人1名をつけることが条件でした（保証料はなんのためぞ...?）
新生銀行：30日（水）に書類が届く　新生銀行さんは特殊で事前審査はないのですが、25日（金）にモゲチェック経由で追加質問があり、それを経て30日に本申込みの書類が届きました。融資金額は大幅減額で【物件価格+リノべじゃなくてリフォームと思ってるでしょ！】な金額で、実質は事前審査がしっかりされてますね。ちなみに新生さんはホームページに「1ヶ月半以上かかる場合も」と注釈があるようにのんびりなので、実際、物件購入までにかなり余裕がないと難しいです。

www.shinseibank.com

住宅ローンの本審査は複数で進めても可能

事前審査が通れば本審査も限りなく通るはずですが、やはり、100%ではないようです。Google先生で検索したら、通らなかった事例や相談記事もちょいちょいありました。本審査は複数の金融機関に申し込んでも問題なく、本審査を通過後にキャンセルをしてもペナルティなどはないようです。なので、通すだけ通して条件のよい金融機関を選ぶ方が安心ですね。

住宅ローンの審査は複数の銀行に申し込んでOK！ただし注意点も…【ポイント解説】 | ナビナビ住宅ローン

本審査通過までのスケジュール

上記でいろいろ説明をしたわりには（笑）私は結局、本命の近畿ろうきん一択に絞り、本審査を進めました。進めるというよりは、あとの2つに断りを入れたというのが正しく、ろうきんさんには引き続きお願いします！と答えた程度です。

近畿ろうきん：11月11日（月）に本審査通過！事前審査通過からきっちり10営業日でした。本審査通過待ちの間に、並行して生協への加入手続きを進めました。別途出資金として1,000円必要でしたが、保証料の金額が0.4%安くなるのは大きい！将来的に生協の宅配なども使ってみたいと思っていたので、良い機会になりました。
但馬銀行：融資の減額は20万円程度だったのでそれは仕方がないと思いましたが、保証料は別途払うにも関わらず、保証人を立てるよう求められたことは納得がいきませんでした。ろうきんが通らなかったら、リノベーションにご縁がなかったと考えようと思いました。
新生銀行：前述のようにお話にならない結果だったので、お断りしてもらいました。新生さんは物件購入と同時のリノベーション費用が対象と銘打ち、はっきりリノベーションという言葉を使われていますが、私のスペックが低いとはいえ、リノベーション費の相場に合わない大幅減額はちょっとショックでしたね。団信の内容などはよかったので、自己資金をたくさん用意できる方ならアリだと思います！

本審査に通過できなかったらどうなる？

住宅の売買契約は本審査の結果を待たずして締結しましたが、内心通らなかったらどうなるんだろう？とヒヤヒヤしていました（笑）手付金150万円もどうなるの〜！
ちゃんと売買契約締結時に説明があるかと思いますが、住宅ローンの本審査が通らなかった場合は、売買契約自体を白紙にできるローン特約という条項があります。つまり本審査落ちが理由であれば、契約をなかったことにして手付金も全額返還してもらえます。ただし特約の内容もそれぞれ異なりますので、担当者や不動産仲介の方にどんな契約内容なのか、あらかじめ確認しておくと安心ですね。