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30代シングル年収400万円未満でリノベーション!お金持ちでなくても不動産を買えたお話と記録

住んでいる姿を妄想できるか否か?内覧で確認するポイント

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リノベーションする物件を内覧する

2019年10月22日(即位礼正殿の儀)が祝日だったおかげで、週末の打合せからあまり時間を開けずに内覧へ行くことができました。リノベーションだと賃貸物件の内覧と違って間取りや設備はあまり関係ないよなぁ?などと思っていましたが、内覧は部屋よりもマンションを見るということとシミュレーションできるかが大事でした。

 

1件目は第一希望の物件

前に住んでいた家から徒歩10分の場所だったので、午前10時に現地集合で内見スタート。実は3件予定していたのですが、1件が内覧不可になってしまいました。最寄駅から5分、そのほかにも利用できる路線が複数あり、スーパーも3件以上あって選びたい放題(笑)占有面積は51㎡以上でひとりには十分過ぎる広さでした。

 

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お手製間取り図(ドア描いてないけど実際はあります)

気になるのは予算オーバーの1,500万円超&40年超え築年数というところ。ただマンションに到着すると築年数からは想像できないピカピカのエントランスで、ペット可のマンションとは思えないぐらいきれい。駐輪場も全面屋根付きだし、大型のゴミ置場は管理状態もよくディンプルキー(部屋の鍵)で開閉できて24時間ゴミ出し可能なところはかなり好印象でした。

間取り図だけではわからない部分

今回は元の図面にも描いてなかったのですが、よく間取り図を見ているとP.Sという表記があります。これはパイプスペースの略で給水管や排水管を通している大切な部分。この位置を考慮して、水回りの配置を考える必要があります。打合せの時には「きっと右側にパイプスペースがあるだろうね」と話していました。あと強烈だった部分は洗面とトイレのスペース。今時絶対見ないユニットタイプの洗面室とトイレで、飛行機のトイレみたいな空間でした(壁がお風呂の壁みたいなやつ)

予算オーバーでも内覧した理由

100万円以上予算オーバーしているのに候補として入れた理由は、実はこちらの物件はフルリフォーム済の物件だったからでした。お風呂一式、キッチン周り一式、洗面台、トイレが新調されているということで、既存利用という形で使えるものを使えば、リノベーション費用を少し抑えることができます。ただし既存利用した部分に関しては、リノべるの保証外になります。内覧したところ、お風呂もキッチンもLIXILの新しいものが入っており、そのまま使えそう。設置費はかかっても使えるものを使うのはリノベーションの真髄と捉えて、超前向きに内覧を終えました。

【後悔ポイント】既存利用の油断

おそらく家の購入を検討している方々は常に慎重にチェックされると思うのですが、私は変なところは細かいのに、慎重になるべきところが大胆というか、大雑把になるというややこしい性格です。車の運転とか超苦手です。この時点で「既存利用品は全部新品でいい感じ」というイメージを抱き、その後ずっと噛み合わない会話も気にせずガンガン突っ走りました。とにかく購入前のイメージはふんわりしているので、購入後にもう一度、ゼロベースで確認することをおすすめします。

2件目は都会のど真ん中にある要塞

2件目は梅田の茶屋町界隈(笑)総戸数は400ぐらいあるんじゃないかと思う、巨大マンションで内側の吹き抜けはヤシの木が植えてあるのに青白い薄暗さで、韓国とか香港のアジア系アクション映画が撮れそうなある意味映えるマンション。ここなら徒歩で会社に行けるし、ジムもスタジオを変更したら目の前になるし、スーパーはイオンのみだけどすぐ近く。何よりこのシュールな要塞感も気に入りました。

賃貸ならありなんだけどな狭さ

このアドレスで予算内の物件なだけあって、占有面積は40㎡を切っていました。賃貸で住んでいた家が30㎡だったのでそれよりは広いやん!と思っていたのですが、先に広い部屋を見てしまったこともあり、がっかり感は否めず。お風呂も3点ユニットのコンパクトなスペースだったので、このスペースを分けて作り変えるだけでも他のスペースが削られるジレンマ。売りに出たばかりでリフォーム前の良い条件だったのですが、購入することを考えると、難しいなと思いました。

優先事項を整理しておくことが大事

たった2件の内覧でしたが、圧倒的勝利で1件目に決定。早すぎる?10時スタートでお昼前には買付証明書を記入していました(笑)私の場合は極限まで条件を絞り、どちらも魅力的な立地だったので、あとは内覧でマンションの状態のチェックとリノベーションのシミュレーションができるかというポイントの確認まで落とし込んでいました。どちらも気に入らなければ白紙にして、時期を改めてぐらいに考えていたのもよかったと思います。

また賃貸の物件探しと違って、室内の状態はどうでもいいのも気持ちが楽なポイント。おそらく条件が広い方ほど大変だと思うので、内覧前にはしっかりチェックリストや条件の絞り込みを行っておくほうが良いでしょう。